流動化剤（Ⅰ種）
フローリックLGP
流動化剤・標準形 Ⅰ種
粉末パック型の流動化剤を添加することで簡便に作業性良好の高流動コンクリートの製造を実現します！
フローリックLGPは、JIS A 6204（コンクリート用化学混和剤）に適合する粉末パック型の流動化剤で、普通コンクリートに現場投入します。セメント量を抑えられることで、環境にも優しく、経済的に建設現場の生産性向上が図れます。
特長
- ○JIS A 6204: 流動化剤 標準形(I種)に適合します。
- ○粉末タイプのため、水セメント比を変えることなく流動化が可能です。
- ○粉末分散剤を水溶性紙で個装しているため、投入数の管理が容易です。
- ○スランプ15~18cm程度の普通コンクリートに対して現場添加することで、分離抵抗性を有したスランプフロー50~60cmの高流動コンクリートの製造が可能となります。
使用方法
- ○フローリックLGPは、トラックアジテータ内のベースコンクリートに対し、現場でパックごと投入してご使用ください。
- ○フローリックLGPを添加する際は、トラックアジテータのホッパーから１パックずつ、ドラムの奥側に向けて投入し、中~高速で180～300秒程度ドラムを撹拌してください。ただし、ベースコンクリートの状態や積載量により空気を巻き込むことがあるため、撹拌の時間や速度は適宜調整してください。
- ○使用材料・配(調)合・温度などの環境条件・ベースコンクリートに使用した化学混和剤により、効果が変化しますので、所要の性能を満足するように投入パック数を定めてください。
- ○事前の試し練りにより、フローリックLGPを添加した場合の分離抵抗性を確認してください。分離抵抗性が不足する場合は、細骨材率や材料の使用比率を調整した配(調)合に修正してご使用ください。
使用量
- ○ベースコンクリートの条件
セメント種 :普通ポルトランドセメント/高炉セメントB種
セメント量 :340~420kg/m3
スランプ :15±2.5cm
空気量 :4.5±1.5%
トラックアジテータ1車の積載量：4~4.25m3
