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ご挨拶
混和剤でコンクリート業界に貢献
弊社は、「コンクリート用化学混和剤」を開発・製造・販売している会社です。コンクリートの品質、耐久性、さらには作業性までも左右する混和剤を、プロジェクトごとの課題やお客様が求める性能目標に合わせて提供する「マーケットイン型」の事業スタイルにより、建築と社会インフラを支えています。
常に進化を続ける建設業界において、コンクリートにも常に品質の進化が求められます。そのため弊社では、営業・技術・開発が三位一体となって課題解決に取り組みます。日本製紙の100％子会社であり、業界トップクラスのシェアを持つ強固な事業基盤をベースに、お客様のニーズを直接うかがい、お客様が必要とされる混和剤の性能を、三部門が一体となって実現していきます。こうした事業スタイルを貫くコミュニケーション力、技術力、開発力、そしてチームの一体感が弊社の強みです。
日本品質のコンクリートを世界へ
地震大国の日本では、他国に比べてコンクリートに対する性能要求が高く、優れた品質と強度が求められます。弊社は、こうした国内コンクリート業界において、60年間、コンクリートの品質を決定づける混和剤の開発を続けてきました。弊社の経験とノウハウは、世界有数の課題解決力でもあります。
グローバルな事業展開はコロナ禍により3年間ほど滞っていましたが、2023年の春を迎え徐々に回復の兆しを見せています。日本のコンクリート業界で培ってきた弊社の課題解決力により、海外市場の創出にも取り組んでいきます。
変化を的確に把握して迅速に対応
現代社会は「何が起こるかわからない状況」と言えます。大切なことは、変化を的確に察知して、柔軟かつスピーディに対応することです。それは弊社の事業の特徴である「マーケットイン型」の事業スタイルにも共通しており、お客様のニーズを的確に把握して迅速に対応することにもつながります。
少子高齢化や人口減少などを背景に、国内コンクリート市場は今後「量」よりも「質」が重視されていくことでしょう。また、脱炭素に向けた世界的な動きも明らかです。今後は、環境負荷の低減がブランドイメージを左右するだけではなく、実質的な業績も左右していくことでしょう。
弊社が長くお付き合いしているコンクリート業界だけを見つめるのではなく、大きな世界の動き、変化にも目を向けながら、今まで以上にお客様に選ばれ、信頼され、頼られる人、頼られる企業に成長していきたいと考えています。
2023年7月
代表取締役社長 横町 彰一
