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特殊用途向混和剤

フローリックACS

高炉スラグ高含有コンクリート用硬化促進剤

フローリックACSは、高炉スラグ微粉末を使用したコンクリートの初期水和反応に寄与し、高炉スラグ微粉末を多量に用いた場合でも良好な初期強度発現性を有するコンクリートの製造を実現する硬化促進剤です。なお、本製品は、高炉スラグ微粉末を含まないコンクリートに対しては促進効果が発揮しにくいため、JIS A 6204「硬化促進剤」には適合しません。

特長

  • ○高炉スラグ微粉末を使用したコンクリートの初期強度発現性を大幅に向上させます。
  • ○低粘度液体タイプのため、短い練混ぜ時間でコンクリート中に即座に分散します。
  • ○コンクリートのワーカビリティーや空気量に大きな影響を及ぼしません。
  • ○コンクリート中の鉄筋、鋼材など発錆の原因となる塩化物を含みません。

使用方法

  • ○フローリックACSは、プラントでコンクリート製造の際に練混ぜ水と同時に添加する直接混練法と、予め練り上げられたコンクリートに添加するあと添加法の、いずれの添加方法も適用できます。添加後に流動性の経時変化が懸念される場合は、あと添加法を推奨します。
  • ○フローリックACSの使用量は、結合材の質量に対して1.5wt%を標準としていますが、高炉スラグ微粉末置換率、水結合材比、使用材料および温度などの条件によって変動しますので、結合材の質量に対して0.5~5.0wt%の範囲で試し練りにより適正な使用量を決めてください。
  • ○フローリックACSを上記推奨使用量の範囲外で使用する場合は、試し練りにより性状をご確認いただくか、当社担当者にご相談ください。
  • ○フローリックACSは、単位水量の一部として計算してください。
  • ○フローリックACSを使用すると、流動性は若干低下し、空気量も変動する場合があります。その際は、当社の高性能AE減水剤やAE剤等、ベースコンクリートに使用される混和剤の使用量で調整してください。それぞれの使用量については、当社担当者にご相談ください。

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フローリックACS

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