硬化促進剤(Ⅰ種)
フローリックAFP-2
硬化促進剤Ⅰ種
厳寒期のコンクリート施⼯は、強度発現の確保・初期凍害防⽌などにより、特に⼊念な養⽣が必要となります。フローリックAFP-2は、コンクリートの凍結温度を下げ、また、低温下における硬化促進作⽤により、初期凍害防⽌、養⽣⽅法の簡素化による作業効率の向上を実現する混和剤です。
特長
- ○外気温が0〜-15℃においてもセメントの⽔和反応は進み、早期強度発現とその後の強度も材齢と共に増進します。
- ○低温下における養⽣⽅法の簡素化が可能です。
- ○AE減⽔剤および⾼性能AE減⽔剤などの併⽤により、凍結融解に対して⼗分な抵抗性が得られます。
- ○コンクリート中の鉄筋、鋼材など発錆の原因となる塩化物を含みません。
- ○JIS A 6204「コンクリート⽤化学混和剤の硬化促進剤(Ⅰ種)」に適合します。
使用上の注意事項
- ○他の混和剤または異物との混合は絶対に避けてください。特に酸性物質やチオシアン化合物(ロダン化合物を含む製品)との混合は、酸化作用により有毒ガスを発生する可能性があります。
- ○本製品の主成分は亜硝酸化合物です。使用されたコンクリートから亜硝酸イオンおよび硝酸イオンが溶出する可能性があります。そのため、浄水場および浄水場施設のコンクリートには使用しないでください。